この子は邪悪|キャスト・スタッフ
▼監督
片岡翔
▼脚本
片岡翔
▼出演者
南沙良/大西流星/玉木宏/渡辺さくら/桜井ユキ/稲川実代子/二ノ宮隆太郎/山内優花/桜木梨奈
この子は邪悪|予告映像
この子は邪悪|あらすじ
※ここから先はネタバレを含みます。
ある町に1人の少女荻花がいた。
荻家は交通事故に遭い、父の司朗は足に障害が残り、母の繭子は植物状態になり、妹の月は顔に火傷を負ってしまい、ずっとお面を被っていた。
花はその事が原因で心に深い傷を負っていた。
■母が突然目覚めるが
ある日司朗は花と月に「奇跡が起きたよ」と言い植物状態だった母繭子を連れてくるのだった。
妹の月は何も疑わず繭子に抱きついた。
しかし明らかに以前と顔が違ったため、花は母親と認める事が出来なかった。
花は司朗に「お母さんなんか変じゃない?」と相談する。
すると司朗は「整形手術をしたからな。それに5年もベッドに眠っていたからそのせいじゃないかな?」と答えた。
繭子は顔が変わっても昔の記憶がしっかり残っていたため、時間が経つにつれて花も母親だと信じるようになっていった。
■誕生日パーティーに参加
少年四井純は自分の母の奇病の原因が、精神科医の司朗にあると考えていて、真相を探る為花に近づく。
純は「お面を被ってたのって誰なの?この間窓に見えたんだ」と聞く。
花は「妹で月っていうの。事故で顔に大火傷を負っちゃって」と答えた。
それに対し純は花に「これ間違いだよね?古い記事だし」と言い、月が亡くなった旨記載されている記事を見せた。
花は記事のことを司朗に話した。
すると司朗は「来月その子を月の誕生日パーティーに招待しよう」と言い、純はパーティーに招かれることとなった。
■母の秘密とは
純はパーティーの日、荻家の家族写真を撮るように見せかけて、繭子の顔をアップで撮った。
その後純は花に「お母さんが帰ってきたのっていつ?」と聞いた。
花はそれに対して「5月に入ってすぐだけど、それが何?」と聞く。
すると純は「初めてここに来た時、お母さんを見たんだ。4月のことだよ。」と言った。
純が帰ろうとすると司朗が「少し療法室で話していかない?君のお母さんの事を知りたくて花に近づいたんじゃないの?」と言い呼び止めた。
■妹は既に亡くなっていた
その日から純は変わってしまい、花が繭子の事を相談しても、繭子の事を庇うような言い方をした。
花はこっそり繭子が元々入院していた病院に行ったら、元々の顔の繭子が変わらず植物状態のままベッドに寝ていた。
その事を改めて純に話す。
すると純は正気に戻り、2人は月が既に亡くなっていた証拠を見つける。
■純もおかしくなる
純はいつも通り家に帰ると、そこには司朗がいた。
純は司朗に「お母さんをこんなふうにしたのあなた何でしょ?」と言い、司朗に診察を受けてからおかしくなった患者のリストを見せた。
司朗は「この人たちはみんな自分の子供を虐待していた。君もお母さんから酷い虐待を受けていたんだ」と言った。
純は虐待を受けていた時の記憶を戻され、
「お母さんは悪くない!全部あんたが悪いんだ!」と言って司朗に掴みかかった。
その後花は純の家を訪ねた。
しかし純は動物のようになっていて、会話をする事が出来なくなっていた。
■遂に秘密が明らかに
花は自分の家に戻り司朗に激怒した。
そしてその流れで月のお面を外すと、そこにいたのは別の女の子だった。
果たしてこの女の子は誰なのか…。
この子は邪悪|感想
オチが本当に予想外でした。
この映画を見て、愛情深すぎる人間も怖いなと思いました。
面白い映画なのでまだ見ていない方はぜひご覧ください。
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